誰もやった事がない事について

前エントリーで人は誰もやった事がない事をやる為に生まれてきたという趣旨の事を言ったわけですが、それって特別な才能がある人だけじゃないという疑問を持ったかもしれない。しかし違うのである。どんな時代にも誰でも人は今まで誰もやった事がない事をできるのである。例えばブログが普及して始めはいろんな言葉が書き込まれたがブログでこの言葉を書き込んだのは自分が初めてという機会が当初はあっただろう。それは小さい事かもしれないけど確かに史上初であるはずだ。状況は絶えず変わる。ネットには新しいサービスが次々に登場して歴史上誰もできなかった事が可能になったりする。つまり毎日が史上初の宝庫なのである。だからなんなのだということもあろうが、そんな事をしてもギネスに載るわけでもなく意味もないって? そうかもしれないけどそんな所に穴があって新しい犯罪が可能になって巨万の富を得る可能性が転がっているかもしれない。世界は毎日可能性に満ちているはず。それを平凡な日々に過ごしてしまうのも悪くない。金になる事も悪くないけど人々を驚かす事だって悪くない。何をするのも自由ならばこそ生きていれば楽しいはずなのに中々そう生きられない。人は誰もやった事がない事をやる為に生まれてきたのさ。あらゆるレベルで。
 いやぁ、どんなつまらなそうに見える仕事も現在にあっては新しい状況での新しい事態なんだけどね。事件が起こるたびに社会は新しい対応を迫られる。どんな仕事だってそこに引きずられたりするものだ。