最近の労働環境の考察

最近起こった動きとして
・企業側の雇用の縮小による内定の取り消しや派遣の打ち切り
派遣労働者の雇用確保を主張するデモ
労働組合春闘の賃上げ決議
こうやって並べてみると労働組合いの異様な動きが浮いてくる。もはや労働組合は労働者の敵ではないのか。派遣労働者の苦境を省みず自分達の利益確保しか眼中にない。これはそのまま正社員の既得権死守でしかない。敵は普通のサラリーマンなのか。本来ならば社員達が自ら声を発して自分達の給与を差し出し派遣労働者に分配すべきではないのか。それがワークシェアリングの機運である。それもできなくて様子見をするばかりでなくあわよくば賃上げを期待するなんて何事だろうか。これこそ自分だけ良ければいいという昨今の心情が現れた実態ではないか。もはやここに来て日本社会は崩壊したと言ってもいいだろう。もう冷酷な殺人事件を非難する資格も無い。これは消極的な何もしない事で傍観者として殺人を犯す事に等しい。この事態を静観しているなんて最早人間ではない。だから企業が悪いなんて責任を擦り付けないで自分達の責任を自覚するべき、多分。