2007-05-01から1ヶ月間の記事一覧

昔は人が死ぬのは今よりもっと日常茶飯事だった

子供の多くが生き延びられず成人まで達するのも大変だった時代。成人式なんてその頃の名残りみたいでよく生き延びた事の祝いなのに誰でも生き延びられる時代にも続けるから何がめでたいか分らずにおかしな事になってしまう。現代では七五三も成人式も本来の…

ストーリーを構築するような話はつまらない

作家でも少なくない人がいきなり書き始めるという。構想は頭の中にぼんやりあるようだがそれを整理したりしない。きっと整理する事で当たり前の陳腐なものとなってしまう危険があるのだろう。書き進めて行くうちに意外性や思わぬアイデアにでくわしダイナミ…

世の中には当然そうなるという了解がある

常識というほど明らかになっていなくてもここはこうみたいな。そこを無理に変えても斬新だとか新しいとはならずにそれは変になってしまう。だからこそ新しさを出す事は難しい。大抵はセンスが変で終わってしまう。同じものでも時間をずらすだけで受けてしま…

宗教は神の存在よりこの生きがたい世をどう生きて行くかの指南書的役割を背負わされているのでは

人は自分の為には死んだりしないよな

他人の為とか他人のせいで死んでしまう。自分が恥ずかしいのは耐えられるけど人に恥をかかせたら耐えられない。そういう風潮が続いて来たわけだが。べたべたなんだよなきっと。自分と他人の境界を曖昧のままにしておいて問題が起こった時お互い悪いと思いな…

サンダーバードの後番組で

子供が回転ジムみたいな中に座っていると専門知識が刷り込まれて天才になって難事件を解決という番組があったけど。あれが可能としてそれはその人なのか別な人格なのかとか思うわけだが。

智に働けば角が立つ。情に掉させば流される。意地を通せば窮屈だ。とかくに人の世は住みにくい

うまい事言うな漱石さん。さすが文学者。今も通じるライフハックだよ。 結局は妥協のすすめではなかろうか。正当性に生きる事の難しさとその葛藤と表現した人もいるけれど。行き詰まってしまう。生きづらくなる。そうなったら今までのフレームを一旦外して別…

「慚愧に堪えない」という話題

慙愧なんて言葉は口語的表現ではない気がする。文語的表現ていうか言文一致でそんな違いは無くなったのだから。つまり言文一致運動から起こった混乱を引き継いでいるのか。というかカッコをつけるから普段使わない言葉を使うから誤用だの誤解だのを呼ぶ。公…

人の死より言葉の使い方が話題になるというのも平和の証なのかもしれないが

その方が死者に対して失礼というか。一体何が重要なのか。原因究明よりそっちに関心事が行くという愉快な状況。ブックマーク見ていると大きな事件もどうでもいい事も並列的に並んでいるので重要性も等価値に見えてくる。新聞のレイアウトは何が重大事件か新…

大人が騙すのはサンタクロースだけじゃない

この歳になっても本当はそうじゃなかったという事実にびっくりすることがある。一体この世界はどこまで言いくるまれてできているんだ。大人は真実を教えない。老人は本当の事を教えない。そう思っている方が幸せだと考え作り話を始める。ほんとは不幸な美談…

この高度に専門化し複雑化した世界を縦横無尽に見渡せる人間はいるのか

もし誰もいないとすれば、それでも成り立つのかもしれない。その為のグーグルか。いるとしてもごく少数では。それ以外の人々は自分の幻想を作り上げそこを生きて行くしか無い。そして自分フィルターを通して下界を見る事になる。

いい文章とは何か。いい絵とは何か。いい写真とは何か。いい音楽とは何か

結局既存の評価は多数決または知る人ぞ知る世界の評価になってしまいます。そんなものどうでもいい言えばそうなのですが世間で認められるとはそういう事。その評価軸というのも絶えず動いているわけでそれを追いかけるというのも株価を絶えず追いかけるよう…

言葉の意味って何だ

慚愧。難しい言葉が登場するとしばしその言葉の意味を巡って話題になるがふと言葉の意味というものを考えてしまう。言葉の意味に於いては辞書主義と慣用主義というのがありそうだ。あくまでも辞書の解釈を重視する派と広く使われている意味を優先する。その…

カンヌ映画祭グランプリは審査員特別賞なのか

グランプリなのに最高賞じゃないっていうんで見たら結構紆余曲折で混乱があるよう。でもグランプリという名前を付けるのは誤解を招くな。

死刑廃止の論点の一つに冤罪があるが

で冤罪がわかって12年刑期を務めた人が無罪放免になったとき国はどれくらい補償すればいいのか。日割り計算でその人が享受できたろう日々の暮らしを金額に計算して清算するのか。それに名誉が傷つけられたという精神面の賠償ということもあるのか。そういう…

人権のデフレーション

人権人権と余り騒ぐとインフレーションを起こしそうだがまだ反転せずデフレが進んでいるのか。しかしいつかきっと行き過ぎた人権主義は見直しを迫られる事になるかもしれない。そして公開処刑が復活するかも。て、米国では処刑が遺族などにテレビ中継されて…

たまたま、偶然

自分が自分なのも偶然。今の考えに至ったのも偶然。自分はまったくの偶然の産物だ。全ての出会いも偶然。そこに何の必然性もない。必然性というのが人間が持つ幻想なのか。

なんかSFのアイデアらしきものが浮かんだのだが

そういえば星新一って千話も書いているんだからもしかして同じような事は書かれているんじゃないかと思い5分で分る星新一なんてものはないかと思い検索したが無い。星新一のWikiなんて読んでいたら浮かんでいたアイデアが消えてしまった。うう、返してくれ…

武士道というと

武士とは死ぬ事と見つけたりの葉隠れが有名ですが、作者は主人に死ぬ事を禁じられて(主人が無くなっての後追いの切腹が禁じられていた)これを書いたのですからいわば憧れの理想を描いたわけで思い遂げられなかった片思いの風情を呈しているわけでもありま…

まぐれということ

何かを能動的に行って滅多に出来ない事が偶然出来た時、まぐれだと言う。なるほどまた同じような事をしてもできない。滅多な事でなくてもその人にその能力がないと見られればそれが出来る事がまぐれである。できるはずがないのに出来た時まぐれだと言われる…

最近すっかり本が読めなくなったので近所の本屋でもの凄く甘口の読み易い本を狩猟する

新書でぱらぱらめくってすんなりと入ってくる本を見つける。余りにもするすると入って来るので本当に読む価値があるのだろうか?その対価に見合う内容があるのかちょっと躊躇したがレジに向かう。店員に値段を知らされ思ったより高くて一瞬更に戸惑ったがこ…

人によって赤が全く同じ色を指すのか分らないように

人によってそれがどの位心の負担になっているのか分らない。私が耐えている重みは屁のようなものなのか、一人で耐えきれるものではないのか。結構我慢強いとも言われる。表現力が下手。そういう人は危険だがそんなの気にする事は無いんだよと言われれば急に…

日本には粋の心意気があるってアピールするのは粋じゃない

そもそも日本ていう程全国区じゃないだろう江戸の話でしょ。けれどテレビはそれを全国に、いやその前に江戸の話は全国に伝わったろう。ていうか映画がそれを広めたわけだし。兎に角日本には粋っていう心情があるんだと心の中でつぶやけばいいだけでそれを全…

あなたの前に道はなし、あなたの後に道ができる

パイオニアは辛いよね。身の回りで起こっている事も後年振り返ってみればまさに歴史に立ち会っていたなんて事になるかもしれない。その時は何でも無い事、よくある事と高をくくっていたら、それが新しい何かであって後々あの時同時進行的に現場に居合わせて…

少し前に推理ドラマで犬がらみのやつがあった

その中で家族がバラバラになっているがペットがその家族をつなぎ止める要になってしまっているというような状況があるらしい。まさに今日的な話題だと思う。ペットとしての役割は家族の中でのプラスアルファ的役割でありオプションでありおまけ的なものであ…

今日的ドラマと言えば

先日渡辺謙が出てたネットデイトレーダーとの交流を描いていたやつがあったがこれも今日的おとぎ話風でもあった。オンライントレード、家族の崩壊、えん罪。まったくうまくまとめてくれる。でもなんか演劇的台詞言い回しなのが気になった。なんか舞台を見て…

行動しないと何も始まらないというのは確かにある

やっぱり年相応というのはあって時期を逃すと今更恥ずかしいとか面倒とかある。しかしそのまま体面気にすれば一生知らない事になる。知らなくてもいい事は山ほどあるだろうし、知ってもしょうもない事も山ほどある。でも自分がしたいと思った事はできるだけ…

まだまだ社会が未熟だから問題点が多いのか

まだまだ社会が未熟だからビジネスが全ての望むサービスに応えられないのか。人間の欲望を全て網羅すればまだまだビジネスは開拓の余地はあるはず。性の欲望ももっとうまくコーディネートできれば需要と供給でもっと多くの人がハッピーになれるはずだし不幸…

お金にならないことは楽しい

という事もある。もちろん金になっても楽しいこともあるが。いやお金にならないとはまだビジネスモデルが確立していない段階でこれからどうなるだろうというワクワク感が楽しい。そういうのを大人たちは一銭の足しにもならない事と馬鹿にしていたわけだが最…

日本は終身刑より死刑のほうが軽いと思われているっぽい

切腹の時の介助とか早く楽にしてくれとか苦しませるくらいなら一思いにやってくれとか、でもそれは万国共通か。死んで詫びるという考えが支配的だから死んでも刑が終了しない懲役100年とか200年は考えられないというか死者へのはなむけ、粋じゃないという感…