書き言葉は地に堕ちたか

書き言葉が形式化して何も意味を伝えなくなって久しい。文学の衰退による所も大きいかもしれない。新聞社もニュースも固定化した書き言葉が正統として何の疑いもなく使うが言葉は絶えず世の中の変化に対応して行かなければ死んでしまうものなのだろう。今まではそこに文学の力が作用していたが、今は望むべくもない。死んだ言葉でしかなくなった書き言葉に対して残されたのは話し言葉だった。これは話し言葉が良いという事ではなく、絶えず書き言葉に命を吹き込んで来なかった日本人の結果です。だから意味ある事を、生きた言葉を伝えようとすると話し言葉しか選択の余地がないのです。伝統を失ったのは書き言葉を育てなかった大人達のせいであり使わなかった子供達のせいではない。

大前研一氏の講演

「マルチプル経済」 についての大前研一氏の講演 - モジログ
企業リスク対策(特別編:前編)[大前研一氏]/SAFETY JAPAN 2005 [コラム]/日経BP社

楽天のTBS買収について
<これは彼が経団連などの爺さん連中と付き合い過ぎたために起こった悲劇です>
新時代を切りひらくネット企業としての期待から高株価をつけているのに、その株価を利用して、うしろを向いてオールドエコノミーの「大人買い」を始めてしまったわけだ。だからこそ、世間はどこか裏切られたような感じがする。

「書き言葉」

NHKのニュース原稿
きょう正午すぎ、福岡市の福岡空港で乗客・乗員合わせて二百七十五人の乗った福岡発ジャカルタ行きのガルーダ・インドネシア航空の飛行機が離陸に失敗して滑走路を外れた所で炎上し、男性三人が死亡したほか、乗客ら百十人と消火にあたった消防士がけがをするなどして十三か所の病院で手当てを受けています。

話し言葉でニュース

さっき、飛行機事故が起こりました。福岡空港で、ジャカルタ行きの飛行機が離陸に失敗して燃えました。ええと、飛行機はガルーダ・インドネシア航空の飛行機です。乗員と乗客は二百七十五人 乗ってたんですが、三人 死にました。あと、消防士と百人ぐらいの乗客がヤケドして*、十三か所の病院に運ばれました。

良いプレゼンと悪いプレゼン

テレビでニュースなどをボーっとして見ていると

突然気になるニュースというのに出くわすわけですよ。しかしそれまでボーっとしてたものだから気になった時点からしか内容が分からず全体像がつかめずニュースは終わろうとしている。やはり大きめのニュースは二度繰り返すのが基本。最近はBSニュースでやっているように今日のトピックを一覧してから注意を喚起してから個々の詳細に入って行くというのが宜しいかと。

Google PC

どうせそこまで行くのならどこまでも行ってもらいましょう。ストレージもアプリケーションもOSも作るのならパソコンも作ってもらいましょう。グーグルパソコンはグーグルが作ってただで配ります。Google Strageを使うからHDDは最低限しかありません。基本的にネットに繋がる事しかできません。後は全部Google上で済ませると。もちろん起動と終了の画面にはパーソナライズされた最適な広告が挿入されるのは言うまでもありません。そしてデジタルデバイドは過去の言葉になった。

ネット側のデータ

しかしデータの一元化を望むなら、著作権データを個人が所有することに違和感が。というか同じものが沢山存在するってリソースの無駄以外の何ものでもない。音楽も映像もネット上に一元化されていてそれをオンラインで聞けばいいだけの話。実のデータを持たなくても曲や映像を指し示すアドレスさえ持ってればオリジナルアルバム、映像集の出来上がり。そう考えれば個人でデータだってそれほど必要ない。メタデータさえあればいいのだ。それもパーソナルサービスのうちに収拾するだろうか。

Google Storage

Gmailで容量の大きさで衝撃を与えたGoogleなら最低100GB。ここにあなたのパソコンのデータを全部放り込んでしまえというわけだ。そうすると何が良いって、情報の一元化。どこでも出先でも自分のデータにアクセスできる。パソコンを変えてもデータを移す手間ひま要らず。もちろんデータ内容に沿った広告が表示されるのは言うまでもない。これでGmail騒動が繰り返されるかもしれないが、最初から分かっていれば利用する人も慎重にはなるだろう。もちろんアクセスできるのは自分だけ。だから中身に関してGoogleは関知しない。それがGoogle Videoとの大きな違い。
 直接的な影響は外付けHDD売れ無くなる。ばかりかDVD-Rや外部記憶装置は全て影響するだろう。GoogleはOSどころかパソコンのHDDまでも奪おうとしている。しかしこれが実現すると本当に便利だろう。録画映像をアップしておけばどこでも視聴する事ができる。あくまで個人利用だから違法性もなし。そこにあるファイルが違法なものかどうか?それは本人しか分からない。本人以外誰もアクセスできないし、Googleは中身に対しては関知しないのだから。
Web 2.0について: 勘違いしている人がいるようだから補足 - My Life Between Silicon Valley and Japan