映画とか小説とか

よく、わからないということが話題になる。では、ある人がこの映画はこれこれこういう事ですよと説明したとする。でもこれこれこういう事と話した事が作者が表現したい事なら作者が「これこれはこうだ、以上終わり。」と言えばいいだけの話である。それだけで済まないから、小説で日常を描写してみたり、登場人物にセリフを云わせたりするのである。映画の場合原作との兼ね合いで事情は複雑になるけど、映画の特質を考えるなら映像でしか見せられない表現を追い求めるものだろう。だから宮崎駿作品なんかはストーリーよりこういう映像を現したいという事の方が比重が大きくなる。
だからそういうものを言葉で表現しようとするのは空しいとは言わないけれど困難な事ではある。