談合は悪い事なのか

 なぜ談合が起こるのか? それは競争入札にすると一番体力がある所が受注する事になり、一度受注すると増々経営状態が良くなり増々有利になり独占状態になってしまう。そして他の業者は干上がってしまい経営が苦しくなる。そういう弊害を無くすため技術を持っている業者同士で持ち回りにしようとしたのが談合なのではないか。独占を排除しようという意味では中々のシステムである。ここで非難されるのは持ち回りでは競争が起きないから発注金額の高止まり、効率化が進まない等だろう。
 そもそも建設会社が別々の会社に分かれてる事にどれほどの意味があるのだろうか。それほど技術に差があるのか。どこが受けても下請け孫請けでいろいろな業者が出入りする。系列とかあるからどこが受けるかで問題なのかもしれないけど。まぁ、無理か。
 それより、認定業者というのを作って技術力のある所を絞って抽選ですればいいんでないの。そもそも密室の話し合いで受注業者を決めてしまうから公正でない、癒着とか云われるのだから、オープンな抽選なら誰も文句はないだろう。連続受注を防ぐため前回受注した業者は一回休みとか。
<追記>
 最初に価格入札を行なって発注金額のコストを下げ、その発注金額で受注業者を募集して抽選をすればコスト的な理解も得られるのではないか。