選挙

選挙で何を選べるのか。数名の候補の中から一人を選ぶ。その選択にどれだけの制御が可能か。具体的な問題の細部を考えても選挙はあまりにも単純で細部を語られても選択の判断の材料にならない。
で、結局は何となく、流れ、気分が判断の基準になる。今の現政権の人気はやはりこれまでの政権にない斬新性であろう。前政権の支持率の低さも印象的だがそれを受けての高支持率政権。これはやはり以前に戻りたくないという国民の意思で前政権と同じ匂いがする造反組に国民の人気が集まるとは思えない。しかし前政権と現政権は同じ派内なのだがそんな事は国民の目にはないのだろう。要は古いと新しいという構図になっていて古いと見られたら勝ち目はない。新党も古い、既存政党もみんな色あせて見える。