「透明な存在」か

子供の頃大人と話すのが嫌だった。人と話すとは面と向かい合う事でお互いを認める事だ。だから用事を頼まれる事も嫌だった。お店に買い物や郵便局、全てが自動販売機になれば面倒な挨拶されなくてすむ。田舎は話が長いんだよ。自分は目的のために行動しているのに関係ない話をあれやこれやされてそれについて返事をしなくてはならない。そうなると義務的な感じになってmustしなければならない気分で何も楽しくなくなる。誰も自分を知らなくていい。自分を話すのが恥ずかしいから。余計な事は無くていい。用件だけですましてよ。だから田舎がきらいだった。