ありふれた私

ありふれた私だからと言ってそれで死を恐れなくなるとはこれいかに。まぁ、特別な才能が無い私が死んだところで世界にまったく影響がないのは事実だが。あんたの代わりはいくらでもいると言われればそうかもしれない。しかし、私にとってだけは自分の記憶と経験は愛しくかけがいのないものだ。でも他人にとっては余計なもの。無価値。
後日追記
しかし、私がありふれているのならどこにでも偏在しているんだ。ので私は死なない、ていうか死ねない。