日記の引用

http://www11.ocn.ne.jp/~ques/diary/diary.html

[2005.11.23]
 本当に技術が必要とされる現場に技術者がいない。
 本当に政治が必要な場所に政治家がいない。
 本当に人手が必要な場所に人がいない。
 自称技術者や自称政治家や自称人手というのは、いくらでもいるが、大抵は猫の手でしかない。
 地位が高ければ報酬も高くなる。しかし、本当に能力が必要とされる事態は滅多に起こらない。任期中に能力が必要とされる事態が起きなければ、高い報酬を得られるし、部下に全責任を押し付けてしまえば、能力など無くても高い報酬を得られる。人を確保する為に組織を作るというやり方は合理的に見えるが、人間性に対する考察が無かった為に、弊害の方が大きい、間違った手段であったと言える。
 必要な時に必要な人材を確実に確保するという目的に対して、企業などの組織は人材を囲い込み、農奴契約のような関係によって人を確保している。自由経済の申し子たるべき企業が、企業内で共産主義的階級社会を形成するという矛盾は、それが明らかな間違いであったという結論にしかならない。
 法人という権利主体の発生は、無責任体制にしかならないという結論である。
 インターネットに代表されるITの発展には、個人の復権という目的がある。出版社や放送局や新聞社は法人の先駆けであった。それらの肩書きがなければ思想や言論を発表出来なかった時代を終わらせるのは、個人の復権の始まりなのである。

日記だとリンクできないので引用させてもらいます。問題があればお知らせください。て、お知らせ手段を持ってないじゃん、オレ。コメントもトラックバックも止めちゃったしメールも知らせてない。ブックマークしてダメって書いてくださいって言うのもそれにオレが気づくかどうか?
ま、試し。
でも、ほんとにそうだよ。