だらだらと

構造計算書を作成する事に罪はない。構造計算書に間違いがあっても罪はない。故意か過失かも関係ない。検査機関があるのだからそこの全面的な責任だ。もっと一般化してみよう。
書類作成者と承認者の関係だ。会社の関係だと書類に不備があった場合作成者に責任が負わされることが多い。それは承認者が上司であることが多いからだ。しかしこれは間違いである。責任を取るのが上司の責任でもあるし。そうでないと承認者の存在意義はない。ここが大事である。作成者は書類の作成に集中して、承認者は書類のチェックに集中する。こういう作業の分担が非常に大切だ。この作業の累積が社会を作る。ここが曖昧になってしまうと全てが曖昧になってしまう。でもどれだけ実現できているだろうか。人間の社会だもんな、そう厳密にできないよというのはある。
だいたい検査機関があるのに建築士に1級2級があるのはおかしい。検査して通ればすべてOKなのだから1級2級もないのである。実力主義で行けば競争があるだけだ