抵抗勢力テロ説

今年は不可解な事件が2つある。JR西日本脱線事故と今回の強度偽造である。どちらも社会の信頼を大きく失わせる事件である。タイトルを見れば何を言いたいのか分かると思うのでもうこれ以上書いても無駄のような気もするが、もしかすると分からない人がいるとも限らず筆を進める。どちらも官から民へがキーワードである。JRの場合今更の感はあるが、本当に民営化が善なのかという印象を持たせるには充分すぎる効果があった。そして今回の強度偽造。これも早くも一部で検査業務の民営化が事件の背景という見方が出ている。
 これらの事件を小泉政権の改革路線を快く思わない勢力が綿密な計画を立てて引き起こしたテロではないかと考えるわけだ。どちらも官から民に移った事によりこんなひどい社会になりましたというデモンストレーション効果絶大である。いや、これからこれを材料に利用する政治勢力が現れるだろう。そしたらその人達がこのテロを首謀した人達である。