ネットが見せてくれる残酷さ

ネットの便利な点に比較が容易というのがあるけれど、それは自分にも降りかかってくる。こうやって文などを書いて気軽に公開できるということは自分がどういうレベルかも曝け出している事でもある。人に指摘されるを待つまでもなく、自分で人との比較で自分の位置が見えてしまう。素晴らしい文章との出会いは相対的な自分の低下である。今までは有名人と大勢の無名という単純な図式。その中でいつかは成功を夢見るという図式。しかし多くの無名の才能があるという認識は自分も少しは才能があるかもしれないという儚い希望を打ち砕いてくれる。その程度のものはいくらでも埋もれているのだよ。自分がどこにでも転がっている平凡な石だという事をはっきり示してくれる。本当の才能はもっともっと飛びぬけた凄いものだという事。
http://plaza.rakuten.co.jp/catfrog/diary/200511240000/