アフリカの事をつらつらと

日本からアフリカは遠い。ブラジルは反対側というけれど移民の歴史があり繋がりはある。地理的にも歴史的にも遠いのである。西欧は奴隷制つながりでアフリカの関係は深いと言える。日本がアフリカに無関心なのも無理はないというところか。
 野蛮な国アフリカ。自国で殺し合いをするどうしようもない国アフリカ。関心がないとそういう目で見ることもできない。結局何も分からないから分からないことには口を出さないという慎み深さからその無関心は来るのだろうか。クロンボのアフリカ、哀れなアフリカ、見捨てられたアフリカ。アフリカなんて興味ないんだよ。知らないから憎しみも無い。そう憎しみがあればチャンスはある。それは関係があるということだから。
 だから日本はアフリカを徹底的に罵倒するところから始めるしかないのかもしれない。クロンボで愚かで間抜けなアフリカ。利用されて略奪されて殺しあうアフリカ。アホ過ぎる。間抜けすぎる。だから思いっきりあざ笑ってやるがいい。どうしようもないルワンダスーダンを。ベルギーにまんまと騙されて踊らされたルワンダ。それで100万人も死ぬなんて信じられない。こんなの昼のワイドショーであげつらって民度の低さを笑うしかないじゃないか。単純過ぎるんじゃないのって。それを知ってて見捨てたなんて嘘に決まってる。もうこれは笑うしかないんじゃないかな。誰の陰謀だ。もっと週刊誌がゴシップにして、好奇の目でアフリカを見るしかない。野次馬根性丸出しでアフリカを見下せばいいのだ。
 アフリカといえばアイヴォリーってSFがあったな。ずっと未来の話。マサイ族の最後の生き残りが何か儀式をする為に童貞を守り抜く話だ。最後のマサイ族の誇りを賭けて。実在した巨大な象牙を持った象。その消えた象牙に連なる未来の話。失われたサバンナの大自然。二度と戻らないアフリカの大地。泣ける。