共同幻想に引っ張られるApple

MacUNIX由来のOSXが載ってからずっとインテル版の要望はあって社内ではインテル版が動いているというのがずっと公然の秘密だったわけですが、昨年のインテル移行発表、今年になっての発売。そしてBoot Campである。この一年のAppleを巡る様相の変わりようは。その変わりようは毎度の事かもしれないが、これがApple千年計画では無い事は確かだろう。インテル版の移行もどちらかと言うとノートPCに載せる石が無いのが発端みたいだし、Boot Campもついこの間までVistaでも無理ぽと言っていたばかりなのに。それを見ると熱心なユーザーに引きずられる形で進路が決まっているとも言えるわけでやったぜAppleファン。我々の夢は叶うみたいな楽天論が支配しそうですが、ユーザーの動向は企業にとっても大事なものだから千年計画といえども変更は致し方ないでしょう。まぁ明日はどんな発表があるか分からない世の中に厳密な計画などあり得ないわけですが、この共同幻想から離れそうで離れずにいることが順調な会社の証ということか。今のソニーマイクロソフトからどんな共同幻想が浮かぶというのか。