何となく法を考える

法律というのは概して甘いものだ。それはなぜかと考えれば結局社会とは信頼でできているという事なのだ。全てを疑いあらゆる想定をしていたらあらゆる事に法律を作り、厳しい法律を適用しなければならなくなる。そういう信頼社会が揺らいでいると考えるべきか。もう今の人間は堕落しまくりで全く信頼が置けないから厳しく処罰してあらゆる事象に対処すべきであると。情報化社会はあらゆる抜け道を用意するからそれに対応するのは当然。もうのんびりした時代は過ぎ去ったのだ。そうかもしれない。けれどそれほど人間が変わったとはどうしても思えないんだよな。もちろん社会常識とやらは時代とともに変わるだろうが心がそんなに劣化するなんて。誰も信じられない時代。誰も信じない時代。