アルジャーノン後遺症

というものがあるのではないかと疑っているのですがどうでしょうか。
いろいろな見方ができる物語ですが、自分の中だけで生きていた人間が外の世界に目覚めて活躍するけれどまた自分の世界に還っていく見たいな話である。でここではある意味知能知識至上主義というのが否定されているのですがそれを全面的に認めるわけでもない。そういうアルジャーノンという存在を知る前と後では行動に決定的な差異が現れてしまうのではないかという予想。なんかその位の衝撃はこの話から受けたような気がするのだがそれがどう自分に影響を与えているか分からない。全く影響されてなかったりして。
所でこの物語は読んだ事はない。ずっと前にテレビでやってたのを見ただけなのだがなんかこれが現代社会にすっぽりと嵌まってしまって現代の神話のような位置を占めてしまっているのもそう感じる理由だろうか。この話は現代に幸福をもたらしたのだろうか。いや、幸福だけを基準にしてもいけないだろうが。