客観的な報道

かなり客観的な報道とはライブカメラである。これでもどの場所にあるかという事が恣意的なのであるが。そして一切の解説は禁止される。それは主観的なものだから。そこに映し出されたものが事故なのか事件なのか。それは十分に吟味して判断されなければならない。ところが普通の報道はこれは事件ですといって映像を見せる。人間がカメラを手にした瞬間から客観的の映像はあり得ない。文字も客観的描写の文章というのは人間には無理。何について書くという事自体、主題があること自体が客観性からほど遠いのだから。なので報道の主観性は正当化される。
新聞記者はえらい、という話: H-Yamaguchi.net