なぜ、薬害はなくならないのか。

なぜ行政は責任を負うのか。なぜ国に責任を帰着させるのか。それは責任を曖昧にさせ皆の責任に拡散してしまう行為ではないのか。国が責任を取るという事は等しく国民全体が責任を取るという事である。行政訴訟等でも国に勝ったとか喜ぶ姿を見るけれど誰に勝ったのか。それは国民全体に対して勝ったという事であるはずだ。それが民主主義というものだろう。
共有というのは誰のものでもないが皆のものでもあるはずだが誰も自分のものとは思わない。国の金も共有のお金であるはずだが、得てして共有物というのは省みられない。自分のものでないからどうなってもいいのである。共有パソコンがメンテナンスされず打ちひしがれてしまうように共有財産である国家予算も貪られ誰もが責任を取らない中で借金700兆円だろう。一体国が責任を取る事なんかできるのだろうか。そこにマジックは隠されていないのか。