最近やたらベタでストレートなものが多いのはなぜか

思えば「世界の中心で...」あたりがダムの決壊だったか。ベタでもストレートでも出せば数字が出るじゃん、売れるじゃん。なら何もない知恵絞って凝らなくてもいいじゃん、おいしいじゃん。ということでなり振り構わず直球勝負。涙そうそう、なんてネーミングもえげつないというか、始まる前からお前らこれ見て感動しろって命令してるわけで、ははぁ〜感動致しまする〜てか。まぁバカにしてるわな。それを見て感動するかどうかは見る人が決めるわけで作っている人が決めるわけじゃない。当たるかどうかは蓋を開けてみるまで分からないものなんだけど。それを言うとまるで博打なので、現代マーケティング社会ではすべて予定の中で消化されないとならない訳で、その辺は野球放送延長と同じ。全て予想値の中で終焉しないといけないので全ては想定内に収まらないとならない。では想定外の事が起らないのかというと現実には起る。ライブドア逮捕というのも殆どの人には想定外だったわけだが起れば起ったで現実の中に収まる。そこまで取り入れられないマーケティングの世界は小じんまりとした世界に留まる。そんな中で感動なんかできるか。