お正月の印象

年々お正月らしさがなくなるといった感もここに極めりの感もある。しかしこういうものは時代と共に移り変わるものというのが常態のような気もする。まさに諸行無常です。で、日本人は誕生日を祝うというような習慣は元々無くてみんな正月が来て1年また歳をとったなと実感してきたようでもある。だから昨今は誕生日を祝うのでその分お正月の意義は薄れて来ているわけである。そんな両方祝おうたって虫が良すぎるのである。誕生日を諦めるかお正月を諦めるか二つに一つ。そうは言ってもばっさり割り切れない所が日本の風合い。聖夜も正月も祝いたい民族だからそこそこに両方楽しみましょうとなる。でどっちも中途半端な状態になりつつあるというのが現状かもしれない。誕生日を祝うというのもキリスト教の影響のようなので誕生日対お正月の戦いはキリスト教日本教のせめぎ合いなのかもしれない。