信号は歩行者を守る為じゃなく車を優先させる手段だ

日本遍く信号が行き渡っているが歩行者の為に設置されていると思っていませんか。それは正しいのかもしれないがよく考えてみると信号というのは車優先という事に保障を与えているような気がする。よく考えてみよう、もし信号がない横断歩道で人が渡ろうとしたら優先権は人にあって車のほうが止まらなくてはいけない事実を。そうだとしたら待たせるばかりの中々青にならない信号なんて歩行者無視の車優先の為に作られたとも考えられる。もちろん事故があった場合優先権どうのこうのより死んでしまう可能性が高い歩行者を守る為に信号が設置されたのだろうが。しかしそれで運転者は信号を守っていれば歩行者を気にしなくてもいいというモラルハザードが生じてきたのではないだろうか。信号優先の道路行政が昨今の悲劇を生んでいるとも言える。全国の道路から信号を減らし横断歩道では車のほうが止まらなくてはならないというのを再認識させなければならない。きっと信号がない横断歩道なんて滅多にないから忘れてしまったのではないのか。
 今まで道路財源という湯水のように使えるお金を使って日本全国に信号を設置し続けてきたのがこのような結果を招いたのかも。