灯油をタンクに詰める時

家庭用のポリのポンプで灯油を補充する時溢れさせて何度も失敗した。溢れると手は灯油臭くなるし、容器はびしょびしょになるし、運ぶ時ポタポタと垂れて部屋を汚すし手も洗わなければならないしでまったく面倒になる。そこまで負の側面があるなら余裕を持って止めればいいのにどうしても満杯にしたいという欲が顔を出す。何回もやっていればここで止めれば溢れないという時点が分かるが少し余裕が出てしまう。次はもう少し遅らせてみようとか継ぎ足したりするうちに溢れさせてしまう。これはもう性格である。満杯にすれば次の補充まで長く持つしトータルでも補充回数も減らせるという計算もある。量から見れば殆ど変わらないのだが。ぴったりギリギリというのは男心をくすぐる何かもありそうだ。そうして今日も失敗を繰り返す日々。そういう事も歳をとると少なくなるな。