「過敏」よりも「鈍感」な方がいい。

言葉の「裏」を読む人が苦手だ。
そういう人は決まって「率直に」言葉を受け止めないで、裏の意味を読み取ろうとする。
そればかりか、無意識に発した言葉が誰かを傷つけても「そういうことを言うなんて」と非難する。
“誰かを傷つける為に”言葉を発する人などむしろ少数で、“悪気のない言葉”が相手の心を容赦なく抉るのが現実なのだが。


言葉の「裏」を読む人が苦手だ。
知らず知らずのうちに“本音”が滲み出ている言葉。
話し言葉であれ、書き言葉であれ、あなたが思っている以上に“あなた自身”が露呈している。
ならそれで充分じゃないか。そんな言葉に傷つく方がばかばかしい。


きっと私は「鈍感」なのだろう。
時に言葉は“ノイズ”と化し、意味が消失する。
だからこそ「率直に」言葉を受け止めない敏感さが信じられないし、理解できない。
考え過ぎと言われても、だ。


ネタです。悪気は無いんです。悪い癖です。ごめんなさい。