パソコンとプリンターの距離

ネットワークは物理的に離れた距離を繋ぐ手段として発達しましたがそのためプリンターを共有した場合物理的に出力物が遠い所に出てくるという問題が現れました。出て来た出力物を手元に移動させる為にはそこまでの往復運動が欠かせません。IT化のラスト5mは想像以上に厳しいものです。せっかく世界中の情報がパソコンの前に集まってくるのにプリントとだけは重い腰を上げねばならないのです。ものぐさな完璧主義者はこの矛盾が我慢なりません。いくつか方法は浮かびます。プリンターの共有を断念して専用のプリンターを用意する。プリントを止める。出力物を自動搬送するシステムを構築する。一番現実的なのはプリントを止める事ですが。プリントはIT化の敵でしょうか。しかしプリントしたものは改変不可というのが一番のメリットであるわけでもあります。