目に見える変化とは裏腹に内情はそう変わらないらしい

きっと世の中が大きく変わってもその心情はそう大きく変わらないのだろうな。そう思うとこれから起こる変化だって大した変化を日本には及ばさないだろう。今の人間が100年後の日本に行ってその外観の様変わりに驚いたとしてもその内情の変わらなさこそにもっと驚いてしまうかもしれない。それはその心情の表面のところでは変わっているかもしれないがその内実は今と驚くほど変わらないみたいな。まぁそれは今が過去とどれだけ変わったかと同じだろうが昔とどれだけ変わったかというのは思っている以上に確かめられない。中世と江戸時代と明治と戦前とどれだけ変わったか。言葉は大きく変わったからそこに惑わされるが想いがどう変わったかは案外難しい。だから案外変わってないという見方だって不可能ではない。大きく変わったというのと殆ど変わらないという見方は常にあるんだろうな。