あまのじゃくも悪くない

あまのじゃくについての深い考察も見られなかったが、人が願っている事の逆をするという心理。大切なものを取り上げてしまう、壊してしまう、人がやって欲しい事をやらない、人がやって欲しくない事をする、と言った所か。けっこうそういう事に苦しんだような気もする。なぜ自分はそういう行為をしてしまうのか。自分は天神から滅ぼされる存在なのか。そんな事を恐れもした。しかしそれがくだらない大人たちの脅かしと分かればどうでもいいことだった。いずれにしてもあまのじゃくなんて小悪で小物で大した存在ではないのだ。でそんなあまのじゃくにもいい点はあるようなのだ。みんなが思っている事と反対の事をする。これは集団が誤った考えに陥った時の気づきになる場合もある。または多くの人が死んでしまう中で生き残ることになる。あまのじゃくさえ必要とされるのが世界の実相なのだ。でそんな事も全部くだらなくて全ての人の思惑を超えて世界は存在しているという事を気づくべきなのである。