もうテレビドラマは最終回だけやってればいいのに

どうしてドラマの1クールが短くなったのか。それは最終回を増やしたいから。観客が求めてるのは最終回である。ならば1クールを短くして年間における最終回を増やせば視聴者を引き付ける機会が多くなるという安易な方法である。今は10〜12回で終わってしまうドラマが多いよね。で、結果的に最終回がインフレーションを起こしてるともいえる。もう最終回なんか珍しくもなく、またかよ、もういいよ、げっぷが出ますという状態である。でその最終回ももういいよというくらい余韻を残す。うんざりするほど余韻で頭が痛くなってくる。続けて見ていなかったドラマを最終回だけ見てると馬鹿みたいである。この人達は何をやってるのだろう、何を泣いてるのだろう。それを永遠に繰り返してげんなりである。昔のドラマは最終回だけ見てもすんなり入っていけたけど。元々日本は余韻、余波好きではあったろうが。行き過ぎは及ばざるが如しだよな。