真面目と不真面目の間

まぁしかし真面目にやらないと議論は成立しないので議論が成立するような場は真面目なのである。で。真面目な人間は体を壊し精神に支障を来して第一線から退場させられることになる。どんな時でもうまく生き残る事が求められる。馬鹿な人間に振り回されずまともにぶち当たらず柳に風のごとくかわしていかなければならない。しかも生きていてもろくな事はないのだから何の為に生き残るのかも分からない。だいたい多くの人の望みは自分が起点になって大きな事が起こらないで欲しいという事だろう。つまり自分が何かを始めたから、自分が石を転がしたらそれが引き金になって雪崩になって街が全滅してしまったり人類が滅亡してしまったりする事が最悪だ。と考えると自分がする事が殆ど影響を与えない事の無害性に喜びを感じる訳である。Googleがいくら成功してもそれが人類滅亡の始まりだったのでは元も子もない。日本は戦争に負けたけどその後世界で一定の地位を得る事が出来た、主に経済面で。それは大変良かった事だ、これからはどうなるか分からないが。だから負けたは終わりでもないとは言える。まぁだからこの競争に負けてもそう悲観する事はないのかもしれない。大きな心を持とうじゃないか。それがどういう結果をもたらすかなんて誰にも分からないのだから。