全て下らないと言ってしまえば

何もかも下らない。そう言ってしまえばきっとそうなんで問題外というか議論の外、相手にならない。蚊帳の外。
新書なんて下らない。金を取れる所から取る如く700円から800円位税金のように取っていく。それで自分は何を欲しようとするのか。それも欲だよな。新書は出版界のバブルの如く金のなる木だからあらゆるジャンルの人が書くが出てくるのは昔からあったような話の焼き直しに過ぎぬ。「Web時代をゆく」も「非属の才能」もよくある自己啓発物でしかなく前向きに考えよう、一時を楽にさせてくれる現実逃避本でしかない。そうやって気分を楽にさせてもらった分はお代700〜800円で薄く広く徴収されていきパイの分配が行われ著名人は益々金が転がり込み、不特定多数は益々詐取される構造が確固される。それが格差時代の実態だ。うまい話で希望を持たせ気がついたら懐から一部の金が掠め取られている。しかしそれは自分の欲から出たものだから今より上の暮らしが金が幸せが欲しいというものだから自己責任で願いますという事。それでも千人に一人、万人に一人そこからうまく行く人が出れば作者冥利に尽きるという事で本人は公共的使命感が満足させられる理屈である。