ニュースは作られる

ニュースは全ての事故事件を載せられません。そこで選択というものが行われるのですがそれはニュースバリューがあるものが選ばれるわけです。同じような事故でも話題性があるものが優先されます。
そこでタミフル騒動です。昨日タミフル服用以外でもインフルエンザ時の異常行動が多いというニュースがあったが、しかしタミフル服用以外の異常行動の死亡事故があったのかどうかが焦点になります。タミフルの10代禁止はそれで決まったのですから。死亡事故は交通事故も含めて毎日何件も起こるでしょう。ですから普通の事故はニュースになりません。それがタミフルを服用したからというだけで大きく取り上げられてしまったのではないのか。実はタミフル服用以外にもそのような飛び出し飛び降り事故が起きていたとしたら。理由が分からなければ平凡な事故として処理されてしまいニュースにならなかったかもしれません。あの子はなんであんなバカな事をしたんだろう。家族がそう思っているだけで誰にも知られず終わってしまった事故があるかもしれない。その頃子供の突き落とし事件も頻発していて状況を複雑にしているような。あの中の何件は発作的な飛び降り事故だった可能性もあるのでは。
ところでタミフルの10代禁止を破って処方した場合どういう罰則があるのでしょうか。
2007-12-26
それとネットではニュースを幾らでも載せられるということ。つまり選択しなくていい、全部載せられるという利点をどこも利用してない。全部載せて読者に評価を委ねればいいのだ。そうすればニュースの価値も活用もできる。全部の事故と事件を網羅されれば選択の偏りもないしニュースは作られる等と云われる事もなくなる。