何が正しさか

もちろん正しさなんて無い、この世に正悪なんて存在しないというのが正解だろう。結局は功利的な判断しかない。何が人々の人気を得、何が非難の対象となるか。それを計算に行動すればその中で人々は勝手に正悪を判断するだけだ。こうすればよく見られる。そうすれば善意の人と見られ人もお金も付いて来る。それが間違いない生き方というわけだ。まぁそれだけじゃ生きられないということはある。自分のやりたい事を優先して悪と見られようが犯罪者に見られようが刑務所に入れられようが構わないという覚悟も有り得よう。結局は勝ち負けなんて超越したところにいる人には適わないのというか無敵というか問題外かもしれないので相手にしなければいいとも言える。とても考えの中に収める事ができないもの。そこから溢れ出してしまうところに世の中の現象というのがあるはずだ。またそうでなければ、一人の人間の頭の中に納まってしまうような平板なつまらない単調な世界なんて必要ない。