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なぜ、クラシックのマナーだけが厳しいのか - sekibang 1.0
モーツアルトなんて食事時のおしゃべりしながらの伴奏音楽だったのだからその後の19世紀的クラシック音楽というものが確立させた鑑賞スタイルというのが異常だったのだろう。それは20世紀に完成されクラシックというものがそうやって聴くものだというのが疑いも無い常識と定着してしまった。
 そもそも音楽って聴くものじゃなかったのではなかろうか。それはただ存在するもの必要にせまられて在るものでなかったか。音楽のあり方が決定的に変わってしまった。少なくてもコンサートなどという形式は近年まで存在しなかったろう。