生物は子孫を残す事を仕事としている

鮭なんてまさにその典型で生命の最後の力で川を上り産卵を終え義務を果たしたとばかりに解放されもう何もする事はないとばかりに力つきます。まぁ人間はそのカルマから幾分逃れられているように見えます。それは本能から外れた部分の付加の部分が発達してそれ以外の能力が使える範囲が広がったようにも見えます。極限に於いては人間も子孫を残す事を優先するかもしれないが普段の状態ではその事を意識する事も無く余剰の人生を生きる事が出来ます。人間だけが本能から外れて様々な価値観を持つ事が可能と。人間だけが環境を変えたり制作したり発明に明け暮れる事が出来る。人間がその能力が発達したからそうなった。しかしそれが行き過ぎて様々なマイナス要因をもたらすことになり再考を余儀なくされている。目先の利益に惑わされその結果に想い至らなかった、その結果の蓄積が債務のようにのしかかっている。本能から外れた部分が大き過ぎたためもたらした災厄とも言える。じゃあ本能のままに生きる方が良かったのかと。そうすれば文明もこんなに発達しなかったかもしれない。冷徹な計画と努力がこんな所まで人類を運んだしまった?