あらら大統領選

なんか空気が変わった? いや遠く離れた米国の空気なんて感じようがないので変わったのはオレの頭。負けが決まったのに戦闘継続のクリントン。これは新たな様相を帯びている。予備選のあり方が変わってきているのではないか。負けが決定的と言われても全米の半数近くの人間が自分を支持していると思えばそう簡単に終われない。本当は民主党の中の闘いなので1/4以下なのだろうけど。次を考えている。終わればそこまで、続ければメディア露出は続くわけでそういう戦略なのか。負けが決定した事で気軽に継続できるという考え。それが本戦にどういう影響があるのか。これが民主党の新しいシナリオだったら凄いけど。どうして二人なのだろうね。二人だとどうしても接戦になり易い。本戦の大統領選も二期続けて接戦だった。これが三人いると差が出やすい。三人目が票を食うからだ。だから予備選も負けが見えても三人目がいた方がいい。誰を決めるのでなく誰がどれだけ票を集めるかが焦点になれば最後まで続けられる。あまり僅差にならないほうが当選後もやり易いと思うのは日本だから。米国はいつも緊迫を求めているのか。退屈な人生にはスリルが大事と。大統領選がない米国なんて考えられない。米国は大統領選の為に存在している。