現代のドラマもギリシャ時代からの伝統を示す

ギリシャ悲劇と喜劇。その時代からドラマにおいて二大要素であったわけだが今でもお涙頂戴と笑いは最も重要な要素である。セカ中から続いた日本映画ブームでその後もこの路線を継承するものは多い。もうお腹いっぱいという思いもないわけではないがこの手のものは永遠に消えないのだろう。安易に金が回収できる。人は涙を流す事に快感を得ている。そしてお笑いブームでもある。人はまだまだ涙と笑いに飢えているのである。なんか最近やたら殺人が報道されているのもそういった需要を後押ししているように見える。涙と笑いがあれば何でもアリなんだ。しかしどんなに泣いても笑っても私たちの心の中の虚無は無くならない。そうやって安易に涙や笑いを求めてる姿が自分の中に広がる虚無の見ずに誤摩化しているのではないか。向き合ってない。なのか。