空想生活小説

スーパーは混んでいた。メチャ混んでいた。もうお昼前だというのに一体なんでこんなに混むのか。もう今から料理してたら昼に間に合わないじゃないか。みんなお惣菜ばかり買ってレンジでチンすればいいと思っているんだな。野菜が覗いているのは一石二鳥と夕ご飯の材料も買い求めているからだな。だから沢山買い込んでこんなにもレジが並んでいてさっぱり進まない。おまけに自分が並んでいるレジでは計算が合わないようで電卓を持ち出して計算している。何てこった!こんなに儲かってんだから合わない分は店側が負担しろよ。こうやってお客に待たせる損失とレジで合わない損失とどっちが大事かという事だ。バーコード読めないならその商品はタダにしろ。そのくらいのサービスをしてもバチは当たらないぜ。そういう楽しいスーパーはないのか。バーコード一回で読み取れないときはタダにするサービスデー(ただし千円以下の商品に限らせていただきます)。レジを素早く済ませてお客さんのリピート率を増やすのとレジの精密さとどちらが優先するかという問題だ。あそこはいつもレジが混むからという理由で他の店に行かないとも限らない。レジがスピーディで尚かつサービスも期待できるとなれば来店率が高まるっていうもんだ。さっさと気付けよ! これ以上待たせるな! さっさとICタグを普及させろ。余計な情報入れるな商品コードだけ入れいればいいのだ。カゴごとスキャンして0.1秒で合計が出るようにしろ。どうしてこんな簡単な事が出来ないんだ。これ以上待たせるならもうこの店を爆破してやる。