北京オリンピック開会式CGの件

まぁお祭りだしいいんじゃないの的まとめ方があるけどそれはちょっと違うんでないのという感想を持つ。テレビはもちろん合成があるが報道番組として事実でない事を伝えてしまうのはいかがなものか。オリンピックはショーでしょうと言うだろうが、それはそうだがそれを伝える側面は報道の側面もあるわけでCGで何が事実か分からなくなってしまうのは困りもの。そういう意味では最近スポーツ中継でCGの合成で背景にとけ込むような処理で現実にあるように見せる見せ方があるけどあれも問題あるよな。ハッキリとこれは分かり易さの強調と分かればいいけどそういうのを中継の場面に忍ばせるというのもな。CGが発達してリアルと見分けがつかなくなっているのが問題なわけだけどこういうのって都合の悪い物は修正してしまうように使えるわけだからますますテレビが信じられなくなっていく。こんな世の中だからかえって現地の取材が必要になるなんて本末転倒でないか。情報化時代はかえって偽装が高度化すると。