機能は似ていても高くても売れる

という事態に何度か遭遇している。つまり電話の場合は通話料の比較になるが今までの10倍以上でもいつでもどこでもかけられる利便性が勝ったという事だった。テレビでも今まで3〜4万円のブラウン管テレビに替わって20数万円以上の液晶テレビが売れている時代である。全ての人々がその選択をしているわけでもなく、家電業界は相当な矛盾をもって意味不明のガジェットを売り飛ばそうとしているがその反動はより大きなものとして襲いかかるだろう。今は混沌期といって後日あの当時は致し方なかった。このような結果になる事は予想する事は困難だった等と言うわけだろうがその釈明が人々の納得が得られるか予断を許さない。どれだけ無駄なものを売るかが資本主義のレベルの高さを示すなどとは今の時代信じる奴もいるとは思えぬがその機械がどういう役に立つかと判りやすく説明できる人はいるのだろうか。商品の説明ができても単なるスペックの丸暗記ではそれがどう暮らしの役に立つとはいえない。ところで景気は上向いているといわれるがどうして上向いているのか。それはただ単にその前が悪すぎただけという相対的なもので何ら喜ぶべき事でないのか。つまらない。ところでスマートフォンて売れるのか?