オマエはもう死んでいる出版編

文壇はもう崩壊しているという人がいる。ホントだろうか。オマエはもう死んでいるというわけだ。一時期出版不況と言われ出版界はなりふり構わずベストセラー路線の物量作戦を繰り出したので、もう文壇の意見など聞く耳持たぬで誰からも相手にされなくなった文壇が自己崩壊したということなのか。で新人賞などは盛況だそうでどんな賞でもコンスタントに作品が集まる。毎年いろいろな作品賞がテレビで紹介され新人を排出しているが誰が読んでいるのだろう。やはり今は文章を書く能力はかなりネットに割かれていてネットこそが主戦場のような気もする。本が良質だったのもネットが出現する以前の方がレベルが高かったと言う事ができるか。いずれにせよネットでは食べるシステムが確立していないのでそういう人たちが今後どういう身のフリを施すかが焦点になる。うまく使い分けをしている人もいるだろう。本は昔の本が読まれればいい。もう感動を安売りして身投げする出版社はいらない。