改訂御定法というのがあった

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4101134200/250-3636140-6381841
山本周五郎の「ひとごろし」という本の中にに改訂御定法という作品がある。これは法を改訂した事によって引き起こされた事件の顛末を描いたものだが、ここに描いているある理は今でも全く古くなっていないと改めて思ってしまう。新しい法律では可能な事を古い因習なまま事を大きくしまいとし認めない保守勢力。それでは更なる事態の悪化を呼び問題は解決しないと考えたある男。今の世間を賑わす大騒動を見ていてもいろいろ参考になるよ。