牛肉安全指数

日本のBSEの捉え方の変なところは日本の牛肉は安心です、アメリカの牛肉は危険です、がすっかり定着してしまっている事だ。日本の牛肉が安全の理由は根拠が曖昧な全頭検査位しかない。ピッシングの危険性も報道されないようである。未だに日本でもBSE発生が伝えられる。確かにアメリカと日本を比べたら管理されている日本の方が安全性は高いのだろうがそれは比較の問題で日本が絶対に安全でアメリカが危険というわけではない。例えば安全指数なんてものがあったら日本が78でアメリカは72みたいな感じだろう(数字は適当です)。本当に100%BSEの危険を回避するならどこの牛肉だって食べられないし、牛由来の食品、製品も使えない。単に確率的に高い低いの問題しかないのにさも日本の牛肉は安全でアメリカの牛肉は危険とする風潮は止めるべき。専門家は牛肉安全指数というのを各国別に出してみればいいのでは。そうして日本は安全指数○○以上の肉じゃないと扱わないとすればオープンで誰からも文句を言われないではないのか。