能書き書

日本では実体に近づく前にその説明という関門に阻まれる事が多い。中々実体に近づけない方が有難みが増すという事でご本尊はどんどん奥へと追いやられる。こういった能書き文化は現代になっても残っている。音楽のレコードやCDにも必ず解説というノートがあるが洋楽にはあんなものは無い。日本の名所旧跡には必ず案内文があって謂れなどが書かれているがそういうのも外国には珍しい。単に整備されているかという問題とは違うような気もする。日本はマメで国土も小さいから手が回るといえばそれまでだが。本体に対してオマケが付くというのも日本的なような気もする。外国だったら抱き合わせ販売と問題になるケースもオマケがお得と勘違いする事の方が多いような。日本は直を嫌う文化でもあるか。