作品には責任があるの

創作物は作者の意識でどうにでもなるのだからその結果に責任があるのか。例えば小説の場合、問題が解決されなかったり、突如として解決するがなぜ解決したか分からなかったり、読者を置き去りにする事は許されない? 例えばノンフィクションの場合どうなるかなんて作者にも分からないから多くは終わった後に何らかのまとめの結論を持って取りかかるわけだ。しかし同時進行だったらそんな事は不可能だ。それを創作の手法にも取り入れると自分の創作物であっても制御できないという事になる。またはそういう風に考える事が可能。でも結末なんて関係なくてそれまでの繰り広げられた空間が大切なわけで結末は神のみぞ知るでいいわけで、作者はそれを続けられるかどうかだけが重要なのだ。主人公が死んだり、その世界が滅亡してしまえば続けられないわけで、そこに作者の意図が干渉してくる余地がある。そうやって続編を強要されるとどんどんつまらない物になっていくというのはよくあることだ。