シュレッダー事故

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/national/20060823/20060823_001.shtml
最初の事故が起こった時、これはこれからも起る危険性連続性のある事故なのか、たまたま1回きりの突発的な事故なのかというものが判断される。パロマ問題でもそうであった。いや事故が起こる前に作っているメーカーはどうなんだ。当然設計している段階、試作して吟味する段階と危険性が予見されるのである。しかし危険度とコストの間で揺れる。他メーカーが危険を考慮せず低コストで出してくれば売れないのである。で、出て来るのがお役所。事故はお役所に届けられたが1件だけではこれも1回きりか連続なのか分からない。他にも隠れた事故があるかもしれないという想像力が必要だ。しかしこのところ思うのはマスコミの劣化だ。これも最初の事件が大々的に報じられていれば。それ程大きな事故でなくても問題を掘り下げていたならもっと早くから知れ渡っていたのではないのか? こんな事故が経産省のお達しで知れ渡る事が情けない。