マスコミが古いもの、効果無いもの、悪としてパーソナリゼーションは効果的で善

しかし究極のパーソナリゼーションを描いたマイノリティリポートはその悪夢を描いたわけですが、これはマスコミからの陰謀か。個人は徹底的に調べ上げられ、あなたが街に出ると街頭の広告も全てあなたの嗜好にそった広告をあなただけに見せてくる。あなたの今の欲求を感じ取り、今必要な物を広告する。それに比べたら今のテレビ広告は何て優雅に関係なく広告しているだろう。そこには個人に干渉しない自由があるし、のんびりしたせせこましくないいい加減さがある。人類がいつまでそうしたいい加減なシステムで暢気でいられるか。メールにはその内容に沿った広告が付くし、検索にもそれに沿った広告が付く。行く行くは生活の利便性の為、IDで管理されサービス受ける事には必須となりそのひも付きでパーソナリゼーションに絶えず晒されあなたの思考は読み取られそれに反応してその思考でさえ影響される。それが無自覚に行われる。そこから逃れる術はあるのだろうかと。そしてマスコミ全盛の時代を懐かしむ。
「Googleの強大化」は我々に何をもたらす?――NTTがシンポジウムを開催 | 日経 xTECH(クロステック)