小泉内閣解散

何と言っても郵政民営化に尽きる。小泉首相が誕生して郵政民営化を掲げた時誰も実現する事を信じていなかった。自民党も国民も、もしかして小泉首相も。問題としても誰も重要と考えていなかった。だからもしできるとしても10年20年とかかる事だろうと考えていた。今までの日本の政治のスピードはそんなものだった、自民党の政治は。それを徹底的に変えてしまったのが小泉政治だった。それは希望でもある。不可能と思えることも実現可能という事。それは長年日本に鬱積した何も変わらないという諦めを打ち破るものだった。閉塞感の風穴を開けたのだ。これは誰もが抱える問題に解決の可能性を与えるものでもある。やる気次第でそれは変える事ができる事かもしれない。そういう希望を垣間見せた小泉政治であった。