単位偽装と耐震偽装が見せる日本の現状

様々な変化が起きている日本の中でコップの水が溢れ出すように様々な問題が溢れ出している感じだ。現場の裁量が大きい事が現場で不正が行われたらどこもチェックできない実態を露にした。建築家が耐震強度を偽装すればそのまま通ってしまい。高校が単位偽装すればそのまま通る。こういう事が何年も続いて慣例になってしまう。いずれも内部告発なのだろうがそれが善意で行われたわけでもないのだろう。今まで末端の人間の信頼で成り立って来た国がもうこのままではやっていけないと根を上げているのか。それだから低コストて公務員の数も少なくてやって来られたという分析がされている。人間はズルをするものという前提で徹底的に調べる事が当たり前の西欧との違いだろうか。これも日本の良さが無くなった事例とも言えるのかもしれない。するとこれからはこういった不正を監視する機構がどんどん作られそのコストを支払わねばならない社会になるのだろうか。ま、日本も変わりゆくと。
高校単位偽装問題と日本的官僚システム : 5号館を出て