デザインとか

何もかっこいいものやきれいなものがいいデザインというわけではない。今見れば結構ベタで洗練されてないように見えてもふとイメージできるデザインが機能しているデザイン。例えばバファリン。あの地味なデザインがどこが良いか。薬にもいろいろな薬がありますが薬といってすぐ浮かぶイメージの一つが濃紺のバファリンではないか。多くの薬のデザインはチャラチャラした中で埋もれてしまう。もちろん元の薬の知名度もあるのですがやはり目立つデザインといえる。タバコではマルボロが独特のリボン形で印象を残してます。ああいうシンプルな形は早い者勝ちという側面もあるし一度定着してしまえばデザインと商品が密接に結びついてしまうので純粋にデザインの問題ではないでしょう。デザインが良くても商品に魅力が無ければ消えて行く。
人が識別するには違うデザインが必要。そこに良い悪いがあるかどうかは謎ですが印象に残る事、識別できる事がデザインの機能。つまり○△□の世界。そらが他の比較の中でどういう位置を占める事ができるか。どういう感じを与えるのか。かっこ悪いのもデザイン。デザインする事で見えなくなるものがある。限られた制約でしている事が守らなくていい制約を課していないか。かっこ悪いとかっこいいは紙一重で時間とともに変化する。今は変な奇妙なものがある時からかっこいいになってしまう。みんならしさを求め過ぎて多くの可能性を捨て去ってしまう。本当は何でもいいんだけれど。勇気があればそれも可能。でもそれができるのは滅多にない。