自分がダメと思うのはどういう事

何が良くて何がダメなのか。ダメと思うのは自己評価ではない。ん、自己評価に見える?それは既に暗示にかかっている証拠。何が良くて悪いかは社会が決めたものでしかない。社会が発展継続できる行動が良いでそうでないのは悪いなのである。社会はそういう指針を与える事で効率よく資本を回収しようとしているだけである。だから社会の役に立たない行動や性向をダメと思わせることにより社会を効率化させようとした。
 だから本来ダメと言われる性向なんて有りはしない。消極的なのも声が小さいのも暗い性格も狭い心も嫉妬深いのも全てダメと言われるものに何の正当性もない。一体こんなにダメダメダメと言われ続けた精神的苦痛をどう償ってくれるのだ。社会に対して賠償して欲しい気分だ。今まで受けてきた精神的苦痛に1億円支払えと叫びたい。もちろんそういう状態を放置してきた国が被告だ。
 自分がダメと思って更正しなければならないと思わせた罪も大きい。このままでは自分はダメになる。自分が滅びて消滅してしまうという不安。とても金で済ませるような問題ではない。し、謝罪だぁ。国は三遍回ってワンと言ってくれなきゃ気が済まない。
 何もダメなんてない。全てOK。そのままの君でいい。どうしてそう社会の歯車に成らなきゃならないんだ。全ての自分を全肯定せよ。恥ずかしいのも人前に出たくないのも声が小さいのも上品で控えめで奥ゆかしいだけなのだ。心が狭いのは細かい事が気になるだけなのだ。そんな自分を責めてきた社会に復讐せよ。怒って怒鳴りつけよ。間違っていたのは自分じゃなくて社会の方だろう。ずっと騙されてきた。自分はダメだと思わせてきて利用され低い報酬で甘んじてきたのである。しかしそれは全て嘘だったのである。正当な報酬を要求せよ。正当な権利を要求せよ。社会にとって都合がいいという理由だけで精神的に追い詰められた。
 もう何も変えない。嫌なものはイヤ。もうあんたの言う事は何も信じない。今まで言ってきた事は全て嘘だったのだから一発ぶん殴っても文句はないよね。